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そして初めての受診。そのときはその詳しい先生ではなかったんですが、まあ、生い立ち的なものを話したり、学校のことを話したり……。それでやっぱり検査したほうがいいね。ということになり、検査をすることになりました。実は小学校のコーディネーターの先生に相談したときも、「そんな子、いっぱいいるよ。普通だから大丈夫だよ」って言って欲しかったんだよね。

 

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病院へ行っても、その詳しい先生にたどり着く前に、「大丈夫だよ」って言って欲しかった。でも、誰一人として望んだ答えは返って来ず、相談する人みんなが「じゃあ、一回検査してもらおうか」という返事。この時点で、もううちの次女は何かあるんだろな〜と覚悟しました。

 

検査はWISC-Ⅳという知能検査とKABC-Ⅱという認知能力と学力の基礎となる習得度がわかる検査、あとADHDの検査です。ADHDの検査は、事前に担任の先生と私(保護者)が小さい時から現在までの次女のことを色々と書いたものを提出しました。あと脳波の検査もしました。

そこから約4か月後。初めて発達障がいに詳しいといわれるKドクターに出会いました。色々な検査の結果、次女はLD(読み書き計算障害)とADHD(注意欠如多動性障害)があることがわかりました。WISC-Ⅳの結果によると、「言語理解」84 、「知覚推理」113 、「ワーキングメモリー」76、「処理速度」110 、「全検査IQ」95でした。一番よい数値と、一番悪い数値の差。普通の子はほとんど差はないそうなのですが、うちの次女は実に37もの差があります。これが、日常生活に支障をきたしていたということになるのです。Kドクターはこういった学習障害のある子どもを、「でこぼこな子」と呼んでいました。

KABC‐Ⅱの結果は、イマイチ説明してもらったのにも関わらず、よくわからなかったんですが……。とりあえず結果としては、「総合」73、「語彙」84、「読み」79、「書き」70、「算数」71という感じ。この結果から、次女は大体3年生ぐらいの学習レベルということになるそうです。ってことは、今年3年生の三女と同じように、勉強を進めていけばいいんじゃないかなと思ったけど、結局それにもついて行けなくなるってことだよねぇ。

というわけで、これからどうしよう?ってのが課題なんだけど、今後のことはこれからゆっくり調べて、次女が生きやすい方法を探していくみたい。

って、正直そんな悠長なこと言ってられないんですけど!

やっぱり親としては、どんなところでもいいので高校へ行ってほしい。というのが、第一です。勉強が苦手なら、勉強はほとんどしなくていいようなコースへ行ってもいいと思う。とにかく、算数なんていつも5点とか10点とかだから、いくらなんでも20点ぐらいは取ってほしい(入試で)。5教科100点……かなり厳しいけど、受かればなんだっていいとさえ思う。

そのためにはどうしたらいいのかな?本人は今のところ学校は楽しいみたいだけど、中学に入ったら宿題してないと怒られ、点数悪いと怒られ……みたいな、学校が嫌いになりそうで、それだけは避けてほしいと願ってます。やっぱり学習障害のある子って、どうせできないからって何もしたくないらしくて、無気力?っていうのかな?不登校になりやすかったりするんだって。

そうなったらそうなったで、そのときに考えようとは思ってるけど、今友達もまあまあいて、楽しく通っているので、このまま受験まで突っ切ってほしいな。

 

というわけで、ADHDのお薬、コンサータというものを処方されました。算数ができないからと病院に行くなんて、旦那はかなり驚いていたんだけど、それに薬があるってことにさらに驚いていました(笑)

とりあえず、次女は集中力が続かない好きなことならできるけど、勉強は全然ダメ。んで、普通の子が普通にできたのが100とすると、うちの子は普通にしたら学習障害のため70しかできないわけです。さらにもしも集中力が続いたらもっと点数がよくなるはずなのに、途中でどうしてもくじけてしまいます。くじけるともう40ぐらいしかできなくなっちゃう。これがADHDが邪魔をしているという考え方になるそうです。

その、40をとりあえず70に戻しましょうというのが、このコンサータの狙いです。そうしたら、勉強ももっともっとできるかもしれない。いや、飲ませてみないと全然わかんないけどね。

コンサータ、色々調べたらちょっと怖い薬みたいなので、やっぱり戸惑ってしまいました。あと、止めるタイミングがあるのかな〜と思う。それがないと生きていけない……みたいになって、一生薬漬けになるのもどうかと思って、結構悩みました。

 

というわけで、お薬のこと、次回に続きまーす。

 

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