スポンサーリンク

 

今年も読書感想文の季節がやってきました。

読書感想文については、このブログで触れるのは3年ぶり?4年ぶり?ぐらいだけど、毎年、子ども達の誰かが何かしらの賞をいただいております

去年は三女。市を通過して、県で入選しました。三女2年生のときです。ちなみに長女は市で佳作止まり。

市で賞がもらえたら、そのまま県に出される仕組みです(佳作はダメ)

 

スポンサーリンク

 

その前は次女が市を通過して、県で入選しました。次女4年生のとき。

その前は長女が市を通過して、県でも優秀賞をいただき、読書感想文の冊子に作品が載りました。長女6年生のときです。

さすがに作品が載ったのは、後にも先にもこのときだけ。

小学6年生で自分の書いたものが活字になるなんて、うらやましい〜〜!!(笑)

賞状は、県までいったら、市と県と2枚もらえるので、一粒で2度オイシイ思いができます。

 

んで、今年。

ナント長女は私のアドバイスなく、一人で全部書きました

言い回しのおかしいところと、誤字だけは言ったけど、本当、一人で書けるなんてすごいわ。

毎年、年に一回だけど、アドバイスしてきた甲斐があったよ〜〜。

まあ、賞に入るか……と言ってしまったら、もう少しな気はするんだけどねぇ。

でも惜しいところまでは行ってるような気がする!

だからして、今年は次女と三女と二人分なので、ちょっと私の負担も減ったような感じです。

 

次女も三女もこの先、一人で書いて欲しいので、ちょっとひな型らしきものを作ってみました。

だけどその前に!!なんだか4年前にも同じようなことを言ったような気がしますが、子どもから先に情報を引き出しておきましょう。

子どもに書かせるのは、こんな感じで大丈夫です。(低学年などで書くのが難しいときは、聞いて答えてもらってもOK)

 


 

➀心に残った一言は(                          )です。

それは(                               )と思うからです。

➁この本を選んだ理由は、(                              )だからです。

➂この物語は、(         )が(                 )する話です。

➃その中で心に残ったシーンは(                                )です。

➄私は以前、(                             )ということがありました。

それは、(                               )です。

⑥(                   )が(                )をするところで、もし、それが私だったら、(                                 )だと思います。

⑦この本を読んで、これから先(                                 )を頑張りたいと思います。

なぜなら(                                   )だからです。

⑧ラスト。言いたいことは結局(                          )です。

 


 

一つずつ、解説していきますね。

これはこうやって書いていますが、そのまま使うわけではありません。

➀の心に残った一言。は、登場人物のセリフだけではなく、その本だけに出てくる特別な言葉や、その本を読んだことのある人からの一言、なんでもいいです。とにかくカギカッコでくくっちゃうところから始めます。

どうしても思いつかないときは、表紙をぺらっとめくったところに書かれている、物語の引用部分でもいいですよーーー。

パターン1

例1: 「ぼくたちは、スーラの絵にかかれた緑の芝生にひそんでいる、オレンジ色の小さな点みたいだ」この言葉を聞いたとき、まさに私のことを言っているのだと思いました。

例2:「先生の頭は、ビー玉みたいにつるつるです」その手紙を書いたクララ先生は、一体どんな思いだったのでしょう。

こんな感じです。次に理由と書いていますが、その理由は〜とか書かないで、そのまま続けます。上の例の続きになります。

例1:中学に入学してからは、仲の良かった友達とクラスが離れ、私は毎日一人でした。誰とも話さない毎日はとてもつらく、息が詰まる思いでした。

例2:クララ先生の病名はわかりませんが、もう助からない、とても難しい病気なのだと思います。

 

それか、この最初の部分に、➁の本を選んだ理由を持ってきてもいいです。私はいつも、原稿用紙をオーバーしてしまうので、どちらかしか書きませんが、もし、足りないのなら、どちらを書いてもオッケーですよ。

パターン2

例1:「この本、〇〇ちゃんにピッタリ」と、お母さんにわたされたとき、何がピッタリなのかよくわかりませんでした。くわしく聞いてみると、本を書いている人がわたしと同じ〇〇さんであること、絵をかいている人がお母さんと同じ△△さんであるということでした。

例2:「この本すっごくおもしろいよ」 読書かんそう文を書こうと、本屋に行ったときに、お父さんとお母さんが声をそろえて言いました。二人とも、小学生のときに読み、とてもおもしろかったので、おすすめだというのです。

パターン2の場合は、どちらも自分のことが書かれていませんので、これを言われて自分はどう思ったか……を続けて書きます。

例1:ぐうぜんとは思えないぐらいわたしの家族が登場していることにおどろき、もうこの本以外は読む気がなくなりました。

例2:わたしは、「(本の題名)」なんてへんな題名だと思いながらも、その本を買うことに決めました。

 

どうですか?それっぽい出だしができあがりましたね!これで大体8〜9行いけると思います。

導入部・始めはおしまい。3枚だったら1/6クリアです(笑)

 

➂に入ります。これは簡単に物語の紹介をするのですが、あらすじではありません。あくまで一言で書きます。

例えば、本を読み終わったとき、幼稚園の子どもがどんな話?って聞いてきたときなんかに、一言で答えると思います。そんな感じでおっけー。

例1:この本は、あるあらしのよるに出会った、二ひきの動物たちの友情をえがいた物語です。

例2:この本に出てくるおばけは、わたしの思っているおばけではありませんでした。そんなうすきみ悪い、え体の知れないものではなく、死んでしまった人のことでした。

それ以上は書いたらダメですよ。物語の紹介は、あえていれなくてもいいぐらいです(それぐらい重要度ゼロ)

字数の関係で、入れてもいいですが、入れるときはその入れる場所に注意です(結構物語の紹介ってあとにつなげにくい)

 

心に残ったシーンを書いていきます。

例1:今まで孫の名前を「ゆうな」とひらがなでしか書けなかったおばあちゃんが、「優菜」と漢字で書けるようになったことで、漢字で呼ぶことができるようになった。長年のおばあちゃんの夢がやっと叶ったのだ。その瞬間、嬉しくて私の胸はとても熱くなった。

例2:サトがお母さんの孫として生まれかわることができると知ったとき、わたしも翔太と同じ気持ちでした。

こんな感じです。もし、例1のように補足できるのなら、書いてもいいです。

 

何だかちょっと長くなってきたので、2日後に続きます。

後半も頑張りましょーー。

ちなみにここに載せてる例は、全て私の過去作品です。賞に入ってしまうと、著作権が私のものではなくなるので、一部分しか載せれませんが(ボツったのも入ってますが)、読んでいると、何の本かがわかると思います。

というか、次女の分、まだ仕上がってないんだよなぁ……。

これからやってきま〜す!!

 

スポンサーリンク